先週のビジネスカウンセリングで言われた言葉です。
「宿澤さんって『中小企業診断士』なのですね」とのことです。…で、「はいそうです」と答えました。

「それは何をするのですか? 補助金ですか?」と続きました。
少し複雑な気持ちで「まぁ、そうとも言いますが、それだけでもないです…」と答えました。

そのお客さんは自分を「中小企業診断士」とは知らずに「ブログの人」として依頼したそうです。
確かに自分の中では大切な資格である「中小企業診断士」ですが、世には認知されていないのだと思います。

自分が独立した時に「中小企業診断士 名古屋」でGoogleのトップ表示されれば仕事がたくさん来ると考えました。
実際にそうなり電話や問い合わせは増えました。

しかし、その内容は「中小企業診断士の仕事って何ですか?」「どうすればなれるのですか?」って内容ばかりです。
これが「弁護士 名古屋」「税理士 名古屋」だったら違っていたと思います。

独占業務が特にある訳でもない「中小企業診断士」とは何だろうって思いました。
あくまでも自分の考えですが「中小企業診断士」は、仕事を得るではなく「志」を示す資格かなぁ…って思いました。

自分の持つ資格で「情報処理技術者」「産業カウンセラー」も、同じだと感じます。
自分自身で「こうありたい」と思ったときに、その力をつける為、もしくは確認する為の資格なのだと思います。

「中小企業診断士」になって20年たちましたが、いまでもその活動をしており「志」がブレていないとホッとしました。
それでもこの資格は自分のほんの一部であり、自分をかなり出した「ブログの人」って言われたのが嬉しいです。