名古屋商工会議所でのIT相談でした。
経験の長い経営者、創業間もない経営者問わずよく言われる言葉に「あのピンチが転機だった」があります。
もちろんピンチを乗り越えたからこそ、この言葉がいえるのだと思いますが、大切な言葉だと思います。
自分みたいな小さな事業でも病気で社会を一度リタイヤしたことが「転機」となりました。
相談でこの言葉から感じたことを二つメモしておきます。
一つは「背水の陣だからこそ思いつく」ことがあります。
「思いつく」というよりも、必死に考えたご褒美かわかりませんが何かが「降りてくる」って感じかもしれません。
おそらくは、追い詰められると感覚(アンテナ)が研ぎ澄まされるのだと思います。
でも、もしかしたら本当に神様や仏様は「頑張り」を見捨てないのかもしれません。
もう一つは「ピンチ」になって、それを冷静に受け止めれた時「ゼロベースで考える」ことができます。
これまで積み上げたものをゼロにして考えるのは勇気がいります。
ゼロベースで考えた結果、残さないといけないもの、変わらないといけないものを整理できると嬉しいですね。
「しがらみ」ほど発想の邪魔になるモノはありません。「ピンチ」はそれを取り除いてくれます。
とても楽しみにしている「日本酒の夜会」が行われました。
この夜会は来年の6月に吹上で行われる「吹上酒蔵まつり」を作り上げている方達と「日本酒」を頂く会です。
日本酒のイベントにお邪魔することはありますが、イベントを創り上げている方達と話せるのはめったにないです。
何より出来上がるプロセス、特に関わる人たちの輪が大きくなっていくのは魅力的です。
さらには創り上げる方達の「日本酒(特に酒蔵)」に関する新鮮な感じ方を「今」聴けるのが幸せです。
感じ方はプロセスが進むと変わっていきます。なので「今」が聴けることに価値があると感じます。
吹上酒蔵まつりの公式Instagram
https://www.instagram.com/fukikura/