日曜日は10月後半の研修・セミナーの最終確認して実施機関に送る作業をしていました。
最終確認といっても事務的な作業ばかりなので、一気に行うと効率がよいです。

最終確認をしていると前年の同内容の研修でのメモのようなものが出てくることがあります。
そこに「人への関心の大きさが感情をプラマイ両方に動かす」という付箋があり、そんな感じの質問を思い出しました。

人の話を聞くとき、そこに感情が入ってしまうのは仕方のないことかもしれません。
そして、その人への関心の大きさが感情の動きの大きさに関係てきます。関心にはプラスとマイナスがあります。

プラスの関心を持っている人の話は、もちろんしっかりと耳に入ってきます。
そして、その後のプラスの感情が動いて、嬉しい話として自分の心に届きます。

一方、マイナスの関心を持っている人の話も、しっかり耳に入ってきます。
しかし、その後のマイナスの感情に動かされて、意図的になんかしっくりこない話に変換されて考え込んでしまいます。

ただ、無関心に比べればプラスの関心であろうがマイナスの関心であろうが、自分の感情を動かしてくれる人は大切な人です。
マイナスの関心で関係がスタートしても、気なるのでその人のことをついつい見たり聞いたりします。

そのうちに、その人のプラスの関心になる部分が見えてくることも多いです。
逆にもっとマイナスの関心の部分が加速することだってありますけど…。自分も修行が足りず、いつも感情に振り回されています。

ただ、今はプラスの関心(好き)な人が多い状況であるのは間違いなく、これは自分にとって最も恵まれていることかもしれません。
そういう人達と話していると、癒されて、元気がでてきます…と言う話で受講生に共感されたのを思い出しました。