名古屋商工会議所で一日IT相談の対応をしてから、鳴海商工会で「SNSセミナー」でした。
名古屋商工会議所では久々にガッツリ系のIT相談がありました。

最近増えている自社のノウハウを社員のみんなで活用したいという相談です。
通常だと、ChatGPTだとGPTSとか、GeminiだとGemsだとか知識を取り込むカスタム独自AIが使われると思います。

ただ、この方法だと知識である自社のノウハウ以外の一般論も交えて「いい感じ」に応えてしまいます。
そのため、一般論は参照せず自社のノウハウからだけ答えてほしいとのことでした。

そのため「notebookLM」の紹介を行いました。Googleのサービスですが、与えた知識からしか回答を生成しません。
今回のように与えた知識からしか回答を生成してほしくない場合は意外とあります。

例えば「社内規定の参照」や「自社口コミの分析」「テキストからの問題作成」など…これまでの相談でも多かったです。
「notebookLM」は、AIモデルはGemini1.5Proを搭載しており出てくる回答も賢いです。

なにより、知識にないことは、いさぎよく「わかりません」と言ってくれるのが曖昧でなくてよいです。
知らないことを知ったかぶりして回答するより、わからないことは「わからない」と言ってくれる人の方が信頼できるのと同じです。

鳴海商工会では、生成AIでのペルソナ分析から、それぞれのコンテンツのアイデア、アイデアの落とし込みまでを伝えました。
その後にInstagram、LINE公式、Googleビジネスの活用を話して時間が無くなりました…。

SNS活用では、生成AIの出番が本当に増えてきています。
ただ最近思うのは、最終的な文章表現など「人と接する部分はやっぱり人がいい」ということです。

理由としては人の目が慣れてきて「これAIかな」ってなんとなく感じます。この曖昧な感じが気持ち悪いです。
ただ、人と接しない奥の「アイデア出し」などは、生成AIを活用した方がより深いものになりますね。