あいち産業機構での「創業ビギナー講座」の二回目で、今回のテーマは「生成AI」です。
先週の「ネット集客」に続いてになりますが、なぜ創業予定者や創業間もない人に「生成AI」が必要なのかということがあります。
それは、誰よりも頭がモヤモヤするし、誰よりもビジネスアイデアを出さないといけないし、誰よりも調査しないといけないし、誰よりもコンテンツや資料を作らないといけないからです。
つまり、創業予定者や創業間もない人は誰よりも生成AIを活用するチャンスがあるということです。
例えば、「頭がモヤモヤ」する時は、ボイスチャットでカウンセリングをしてもらうとよいです。
スマホアプリでのボイスチャット機能は、スムーズな会話だけではなく感情を読みとってそれをふまえた問い掛けをしてくれます。感情のダダ漏れが少し怖いですが…
例えば、ビジネスモデルを差別化するためには様々な「アイデア発想」が必要です。
普通に思考していると「うまくいくか?」という不安から、ターゲットを広げるとか価格を落とすとかのついつい無難な手に陥ってしまいます。
無難に陥らずにビジネスモデルを本当にやりたい方向に尖らせていこうという意識は、創業だけではなくいつまでたっても大切です。
その気持ちを、生成AIは「無責任に」でも「多彩に」に助言してくれるので助かります。
例えば、ビジネスモデルを組み上げる際は「調査」をする機会が本当に多いです。
今は「調査」がFelo、Genspark、Gemini Deep ResearchなどAIエージェントによって生成AIのトレンドになっていると感じます。
相当量のサイトを巡っての調査、マインドマップやPPTでのわかりやすい表現…調査コンサル会社に何十万も払っていた成果に近い成果ができています。
ただ、今も昔もそれをそう使うかが大切なのは変わりないです。
例えば、コンテンツや資料作成は、企画ストーリだけではなく、プレゼンや動画や図解といった作成そのものに特化した生成AIが数多の如く出ています。
それらを組合わせれば効率よく資料作成ができます。
他にもEXCELでの分析やプロトタイプのプログラム作成、ビジネスのリスクマネジメントなど、創業時に生成AIが役立つ場面は数知れずです。
創業の時こそ生成AIを活用して業務を効率化すると良いです。そして本当に時間を使うべきことに集中できるとよいです。
セミナーで時間がなく焦った状態でスマホをひっくり返すとでっかいシマエナガの写真が貼ってありました。
かみさんのイタズラですがセミナー中に「ウォ」って驚きの声をあげてしまいました。