名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
デジタル化に伴い手順や文書のひな形を整備して使えるように仕組化したい・・・との相談がありました。
DXの真髄である仕組化に時間を投資し、自分たちの仕事の価値を上げたい…ということです。
「時間は全ての人に平等だが、そこから得られるモノは公平ではない」が自分の考え方です。
時間は誰でも平等に、一日24時間です。
しかし、平等に与えられているこの条件も、その時間の使い方によって得られるモノの大きさが全く違います。
これが私の考える「時間は平等だが公平ではない」の意味です。
そこで大切なのは、自分の「すべきことの重要性」 が理解できているかということです。
「すべきことの重要性」は、する順番の「優先順位」とは必ずしも一致しません。
「優先順位」には「重要性」の他に「緊急性」も入ってくるからです。
「すべきことの重要性」が理解できていると、時間のかけ方がわかってきます。
時間のかけ方がうまい人は時間から 大きなモノを得られている人だと思います。
実はこんな偉そうなことを書いていますが、自分も下手なんですよね。
ただ、仕事の状況が「自分で頑張れば何とかなる」から、「自分で頑張るだけじゃ何ともならない」に変わってきています。
自分で仕組化できることは構築して、周囲の人に仕事を頼みやすくする…ことは大切だと思います。
仕組化していないのに無理やり頼むという横暴な頼み方は避けたいです。