名古屋市新事業支援センターでマネージャ業務でした。
リピーターの方が多く「IT専門相談」から話が逸脱することがありますが、自分的には至福の時です。
中には「私の心の疲れ」についての話題にする方も多いです。
ブログに書いてるからだと思いますが、自分以上に自分のことを理解してくれている人も見えて恐縮です。
「IT専門相談」が終わったときですが、ある方が「完璧中毒症」というキーワードについて話されました。
自分がうつ病になった一つの原因が「完璧中毒症」だと思っています。
完璧を目指す「完璧主義者」ではなく、完璧でない状態が怖い「完璧中毒症」です。
でも、完璧なんてできないので、いつも“ビビリ”で怖がっていました。
そういう心の状態が「うつ病」を招き寄せたと思っています。
今でも「完璧中毒症」の傾向はありますが、病気になる前と比べると心がゆったりできるようになっています。
そんな背景がありますが、相談者の方とその話題について教えられたことがあります。
有名人や過去の偉人も“ビビリ”だから努力をやめられなかった人は意外と多いとのことです。
正直「おお、あれほどの人でもそうなのか!」と驚きました。「完璧中毒症」は、ある意味“ビビリ”の証です。
きっと“ビビリ”な人は、自分が思う以上に多いのかもしれないですね。
その恐怖を克服するために努力する姿は、決して間違っていないのかもしれないと思いました。
自分の「完璧中毒症」も、“ビビリ”が前に進められる助けになるならば、度を超えない程度で悪くないです。