午前中は春日井商工会議所の指導員さんと、次年度のITに関する相談やセミナーの打ち合せでした。
この指導員さんの事業者への想いはとても熱いです。

自分もその熱意に応えられるように、そして自分のしたいことの実現を含めて提案をさせて頂きました。
新しい取り組みをいろいろとさせて頂けそうで楽しみです。

午後からは吹上で振興公社の「創業支援セミナー」で、自分の担当は販路開拓でした。
自分の考えをいきなり言ってもいいのかなぁって少し迷いましたが言ってしまいました(笑)。

それは「販路開拓」の本質は、「企業・団体」開拓ではなく「ヒト」開拓…ということです。
特にこれから創業する、もしくは創業間もないときはそうだと感じています。

自分は20年前に事務所を立ち上げた時に、「企業・団体」などの販路を開拓するために営業をしました。
「企業・団体」の仕組みの中で仕事を頂けたこともあります。

しかし、販路としての企業・団体の組織体制や方向性が変わると、いきなり仕事が無くなったりしていました。
そこで思ったのは、販路開拓は、「企業・団体」に目が向いていては足りないということです。

「企業・団体」の中の「ヒト」に目が向いて、その開拓ができてこそ意味があるとわかりました。
営業をやっている人にとっては当たり前のことを自分は分かってなかったことを自覚しました。

「企業・団体」の組織体制や方向性が変わっても、その中の「ヒト」との関係性があれば、いつか別の形で仕事につながります。
それ以降は「ヒト」と関係を築くことしか考えなくなりました。

「○○会社」ではなく「〇〇さん」との関係が大切だと感じています。
特に自分のような属人的である個人事業主は「ヒト」なので、午前中の指導員さんもしかりで「ヒト」との関係性が大切です。