Zoomでビジネスカウンセリング(個人コンサル)をしていました。
ある経営者から「最近、仕事を頑張れない…」という相談でした(許可をもらってブログに書いています)。
頑張らないといけない…と自分を奮い立たしたり、若干追い込んだりしているとのことでした。
世の中の名言や格言の「奮い立つ言葉」がたくさんあります。
そういう言葉を壁にたくさん貼って自分を鼓舞しているそうです。
自分もそういう「奮い立つ言葉」に何度助けられたかわかりません。そして、これからも助けられていくのだと思います。
ただ、そういう「奮い立つ言葉」を耳にしても心が全く動かない時があります。
むしろ「奮い立つ言葉」を耳にした時、心が重たくて、余計にやる気を無くしてしまうことすらあります。
そういう時はやっぱり「心が疲れている時」なのだと思います。
無理に心を奮い立たせる必要はないのです。一瞬「心を休ませる」ことも大切だと思います。
少し休んだら自ずと動き出したくなります。
自分が動きたいと欲するときに「奮い立つ言葉」を耳にすればすごくパワーをもらえます。
どんな名言や格言も、受ける側に受け入れ態勢が整っていなければ単なる空虚な言葉なってしまいますね。
「奮い立つ言葉」が心に響かない時は、ちょっと一休みをするとよいと思います。
その方の状況を伺うと、決して迷走しているわけではなく、単に仕事量が多いだけでした。
再度、目標を明確にしそれに至るタスクを棚卸しました。
タスクのクリティカルパスから安全余裕日を計算したところ、まだ余裕があることが見えました。
「安心しました」と言ってもらえて嬉しいです。休んでからまた進めるとよいと思います。



