新事業支援センターでのマネージャ業務、その後はStationAIでの打合せでした。
今回も生成AIに関する相談が多かったですが、何回か出てきたキーワードに「自分らしさの蓄積」があります。
相談での場面としては、いくつか想定されます。
一つ目は生成AIに自分らしいコンテンツや文章を作ってもらうためには、「自分らしさの蓄積」が必要ということです。
ここでの「自分らしさの蓄積」とは、自分らしく表現したコンテンツや文章を貯め込んでいくことです。
過去の自分のブログや文書、Youtubeから自分の特徴を分析してもらう方法もその一つです。
「自分らしさの蓄積」ができれば、その特徴を踏まえての生成が可能となります。
また「自分らしさの蓄積」は個人的なコンテンツだけに有効なものではありません。
二つ目は、組織において有益な生成を行う場合にも「自分らしさの蓄積」が必要です。
組織における自分らしさとは、自社ならではの文書、蓄積データ、ノウハウ(ナレッジ)などです。
当たり前ですが生成AIからの回答として組織において有益なのは、その組織のためだけの回答です。
もちろん、DeepResearchのような、深い調査での一般論も有益です。ただそれ以上に自分をふまえての回答は嬉しいです。
そのためには、自分らしさはどこに溜まっているか、それら情報をどう整理すれば生成AIは汲み取りやすくなるか…が大切な視点になります。
これは、生成AIに汲み取りやすくするのは、検索でのAI対策でも大切です。
三つ目は、「自分らしさの蓄積」ができれば自分をよく知る仮想的な友人ができるということです。
自分のことは自分ではよくわからないのが人です。
よくわからないので友人などに相談するのですが、その選択肢が一つ増えたことになります。
そのためにも自分の暗黙知の「表出化」すなわち「自分らしさの蓄積」が大切だと感じています。




