一日を振り返ると「最初の第一歩を踏み出せば後は何とかなる」と感じる日でした。
何気ない日常の中でも、この大切なことを実感する瞬間がたくさんあり三つ程メモします。長文ごめんなさい。

一つ目は新入社員研修に関してです。今年はカレンダーの関係で2日間実施し、週末を挟んで残り2日間を行います。
新入社員研修は毎回楽しいのですが、自分一人で進めるものではないため、進行の段取りと共有が必要です。

自分はチームで動くとき「あれは大丈夫かな?」「これは準備できているかな?」とよく不安に陥ります。
しかし実際にスタートしてしまえば、自然と心が落ち着くものです。

頼もしい講師仲間やスタッフに囲まれ、この週末のインターバルでは不安も消えています。
残りの2日間をどう進めるか、週末を利用して作戦を練り直すこともできてこちらも少し安心につながりました。

これは、ある講師仲間が教えてくださった「楽観は意思」という考え方に通じています。
意思をもってしっかりと準備できたので、残りの二日間を楽しみたいと思います。

二つ目は、愛工大の演習レポートの確認です。
前日に第2講の「ビジネスプラン」の講義をオンデマンドで配信し、その演習結果が続々と返ってきました。

オンデマンド授業は一方通行になりがちで、学生の理解度が把握しづらいという不安があります。
しかし、実際に提出されたレポートを確認すると「みんな理解している」ことがわかり、安心することができました。

今年は例年の40人を大きく超え、60人近くの受講者がいます。
演習科目なので毎回演習レポートの確認があり結構大変ですが、学生の期待に応えたいです。

三つ目は、仕事ではないですが、歯医者に行きました。
一昨日、歯の詰め物が取れてしまったのですが、実はもう1箇所、何年前か記憶にないほど前に取れた詰め物がありました。

歯医者に行くと長期間通うことになるという先入観から、なかなか第一歩が踏み出せませんでした。
以前通っていた歯医者では半年ほどかかったため、今の忙しい状態では継続して通院するのは難しいと思い込んでいたのです。

しかし、新たに詰め物が取れたことで「もう行かざるを得ない」という状況になり、家から最も近い歯医者に行くことにしました。
かみさんからは「いい歯医者だよ」と聞いていましたが、近くにそんな良い歯医者があることを知りませんでした。

実際に行ってみると、問題点を丁寧に説明し、治療のスケジュールも明確に提示してくれたため、安心して通院できそうです。
これも第一歩を踏み出したことで、長く気になっていた奥歯の問題がようやく解決に向かいそうです。

一日を通して「最初の第一歩を踏み出せば不安は解消される」ということを実感した一日でした。
最初の一歩のハードルは実際以上に高く感じてしまうこともありますが、それを超えてしまえば後は意外とスムーズなことも多いです。