午前中は前日までの新入社員研修の整理で、午後からは生成AI関連の相談事例を整理する作業をしていました。
中でも画像や動画生成に関する相談が目立ってきたことに気づきました。
実は私自身、画像や動画の生成AIについては、普段の実務で使う機会が少なく、やや興味が薄いです。
しかし、実際に使ってみると、その進化の速さには本当に驚かされます。
最近特に多かったのが「ビフォーアフター」を表現したいという相談です。
動画生成AIには、スタートフレームとエンドフレームの画像をアップするだけで、そのプロセスが動画として生成されるものがあります。
ビフォーアフターの表現はビジネスでは非常に多くの場面で必要とされます。
例えば「商品使用前と使用後の効果」「リフォーム前と後の変化」「サービス導入による業務改善の様子」などです。
この機能はすでに様々なサービスに組み込まれています。
Luma Dream MachineやSeaArtなどは、ビフォーとアフターの2枚の写真をアップロードすると変化過程の動画を簡単に作成してくれます。
また、ChatGPT-4oの画像生成機能を使えば、人が年を重ねていく様子を複数枚の画像として生成することも可能です。
同じ人物の年齢変化を生成し、それらを動画としてつなげることで、人の成長過程を視覚化できるのです。
この「点と点を動画でつなぐ」手法は、様々な場面に応用できます。
頻度の高い活用方法ではないかもしれませんが、考え方として覚えておくと役立つ場面もあると思います。
動画生成AIについては、GoogleのVeo2が面白いです。
Veo2はかなりリアルな動画を作成でき、今後はGeminiのプロンプトで部分的に修正できる動画生成機能が登場するという噂もあります。
もしそれが実現すれば、ビジネスにおける表現の幅がさらに広がると感じます。
例えば、プレゼンテーション資料に組み込んだり、商品説明に活用したりと、可能性は無限に広がります。
画像・動画生成AIは日々進化しており、私たちのビジネスの現場でも活用の幅が広がっています。
技術の進化に追いつくのは大変ですが、こうした相談に対応することで私自身も学びが多いです。





