「気をよむ」ということはとても大切だと思います。
「気」とは「雰囲気」とか「場の空気」といった曖昧なものです。
頭の回転が速く優秀な人はたくさんいます。
論理的に非の打ちどころがなく、発想も豊かな人です。
ところが、そういう人でも「気をよむ」のは下手かもしれないと思う人が時々います。
特にわかりやすいのは「しゃべりすぎる人」です。
相手の話をしっかり聞くべき場面でひたすら自分のことをしゃべる人がいます。
頭の回転が速いので、連想力でどんどん話をつないでいきます。
相手はだんだんと引いていきます。
しかし、自分の頭の回転に酔ってしまっていると相手が引いているのに気づけません。
その結果「気をよむ」のが下手な状態になってしまいます。
せっかく頭の回転が速いのだから、相手にペースを合わせるという基本を忘れてしまうともったいないですね。
天気の良い風景を見ていると心が和みます。
先日の塩尻での写真です。