午前が栄で専門家派遣、午後は名古屋商工会議で窓口相談でした。
車で移動していたのですが、もうすぐ午前のお客お客様に着くという時でした。

緩やかな坂道で信号待ちをしていました。
すると、前の車が少し下がってブレーキをかけています。
下がってブレーキの動きを2回ぐらいしたのですが、だんだん自分の車に近づいてきます。

最初は「マニュアル車がエンストしているのかなぁ」って緩く考えていたのですが、どんどん近づいてきます。
クラクションを鳴らしても下がってブレーキを繰り返すので、ヤバいと車を降りて前の車を見に行こうと思ったときガチャンと自分の車にぶつかりました。

「あちゃー」と思って、前の車に行くと「すみません、バッテリーがあがってエンジンがかからなくなりました…」とおじいちゃんドライバーの一言。
どうやら、エンジンがかからない状態にもかかわらず、車を前に出そうとしていたとのことでした。

「エンジンがかからないのにサイドブレーキを下ろしたら、車は下がりますよ」と言うと、ショボンと落ち込んだ感じで「そうですね」言っていました。

話を聴くと、JAFにも入っていない、任意保険の証書ももっていない、携帯電話もない…とのことで、警察に電話したり、Netsに確認したりといった様々な手続きを被害者の自分がしました。
おまけにおじいちゃんと二人で車を押して移動までしました(;^_^A

「親切な人でよかった」とおじいちゃんに言われ、「違う! あなたのためじゃなく早くお客さんのところに行いきたいの!」とブラックに内心で思いました。

幸いほとんど車にキズはない状態ですが、警察に来てもらい手続きを終えて慌ててお客さんに向かいました。
バッテリーがあがったのであればサイドブレーキをかけて停まっていてくれれば何の問題もなかったのですが「慌ててしまいました」とのこと。
最近、高齢者ドライバーが話題になることがありますが、身に染みてわかりました。

さすがのアイサイトも今回はどうにもならなかったです(;^_^A

せめて写真は前日の爽やかな写真で…。