愛工大での講義3回目です。
いつも実際のお客さまの事例を演習課題にしています。
ある意味自分の仕事そのもの演習なので学生さんは大変です。
問い掛けは単純なのですが、明確な答えがないので悩んで当然です。
あちこちで「難しい!」「うーーん」という声が上がっていました。
それでも学生さんの様子をみたり話したりすると、悩みながらも自分なりの回答をひねり出しています。
社会に出ると答えのない問題・課題ばかりです。
そして、簡単に唯一の答えがみつかる問題・課題なんて無いと思います。
頭をひねって自分の考えを紙に落とし込むことが尊いと思います。
前回の演習で出た学生さんのアイデアを経営者にお伝えしたところ「採用したい」と言ってもらえたものがあります。
そのことを学生さんに伝えたら喜んでくれました。
「自分たちが考えたアイデアが世の経営者によって採用されて喜んでもらえる」が、大学で教える醍醐味だと自分は思っています。
多分、学生さん達にも「この講義で何を学んでほしいのか」が伝わったのではないかと思います。