お客さんでシステム管理(運用保守)に関するコンサルでした。
お客さんの相談にのる際には、三つの状況があるとよく感じます。
「迷い」の相談、「考え」の相談、「やり方」の相談です。
相談のお客さんは、新しくシステム担当者になった方です。
新しくシステムを担当するということになれば、それに対する不安があって当然です。
これが「迷い」の相談です。
「迷い」の相談では、こちらがとやかく言うのではなく、相手の悩みをしっかり聴く「カウンセリング」のスキルが役に立ちます。
また、新しく担当になれば、自分としてどのような方向で進めていくかを考えられます。
これが「考え」の相談です。
「考え」の相談では、あいての考えを図解などに整理して「見える化」を行います。
それぞれの考えに対してのメリット・デメリットの整理も大切な役割で「コンサルティング」のスキルが役に立ちます。
そして、システムの運用保守になるので、パソコンやネットワーク、サーバーに関する運用の知識が必要となります。
「やり方」の相談です。
「やり方」の相談では、専門知識をいかにわかりやすくくだいて伝えるかのスキルが必要となり、これは「SE(IT技術者)」のスキルが役に立ちます。
いろいろな相談のパターンがあるので、私もカウンセラ、コンサルタント、IT技術者の役を演じ分けながら相談を受けることが大切だと思います。
また、これが自分の強みの一つなのだと勝手に思っています。
写真は先日の出張の際の富山環水公園での夜景です。