午前中は顧問先でSNS活用の勉強会をしてから、金曜日の研修のため富山に移動しました。
最近は移動時間は読書の時間にあてるようにしています。
今回も名古屋駅の本屋で適当に本を買って電車に乗り込みました。
買った本は「時間管理術」ですが、普通のアプローチとは少し違っていました。
心理学の面から時間認識を正しくして、有効に時間を使うというテーマです。
ちょうど明日からの研修が「時間管理」だったので、開始時の小ネタにでもなればいいという感じでした。
心理学の面から「時間認識」を正しくするいくつかの考え方があがっていました。
【その1】 ゴールコンフリクトを回避する
目標や欲望がぶつかり合っていて「時間がない」という感覚を作り出していないか。
焦っている分余計に時間がないように感じるということです。
【その2】 マルチタスクは関係性の低い作業で行う
マルチタスクはそれぞれの作業に意識が浸食されてしまうので、作業効率を両方悪化させてしまいます。
もしそれを行うのであれば、関係性の低い作業で行うようにするとよいそうです。
【その3】レフレーミングを行う
嫌な状況を前向きに捉えることで「時間不足」の感覚を減らすことができるそうです(レフレーミングですね)
例えば、「不安」は「興奮」と捉えてみる…。 そんなことできるかなぁ。
【その4】他人への配慮と親切
他人のために時間を使うことは、その後に使う時間の生産性をあげるとのことです。これは、たしかに思い当たる節があります。
【その5】小さな成功体験を積み重ねる
小さな成功体験を体験を積み重ねるようにゴール設定をすると、時間を有効に使えているという認識により、作業効率も高まるとのこと。
これは、人への教え方やチームビルディングにも通じますね。
【その6】自然に触れる
自然に触れることは「時間不足」の感覚を正す効果があるそうです。
たしかに自分も隙間時間によく公園に立ち寄ることをしますが、冷静に時間を見つめ直すことができるようになります。
結論としては、ストレスとの付き合い方が正しい「時間認識」につながり、それがよりよい時間の使い方につながる…ということです。
このテーマは、時間への認識を見つめ直すことから始まる自分の「時間管理」とも近いとかんじました。
いくつかは研修の小ネタにも使えそうです。
富山に到着したあとは、いつもは名古屋で一緒に酒を飲んでいる山田先生と常に常に大変お世話になっている富山情報センターのお二人と一緒に飲みました^^。
富山にくるとよく一人で行く「粋鮮」さんで料理もおいしかったですが、やっぱりみんなで飲みながら話すって最高です!