関与先で「IT活用の体制作り」のコンサルでした。
「IT活用の体制作り」のコンサルでは、いつも議論になることがあります。
IT活用ではその部門で一番パソコンに詳しい人が対応せざるをえないことが多くなります。
特に役割が明確でない(体制がきまっていない)とそうなっていきます。
知らない間に部門のパソコン係のようになってしまった人は自分の仕事に非公式の仕事がオンされて不満を大きくしています。
そんな中で善意でやらざるを得なくなったパソコンの対応をしている時、「早く!」という心無い言葉をかけられたら腹が立ってもしかなたがないですね。
やはり各部門に一人はIT活用の中心となる人材が必要となると思います。
ITは動いていて当たり前と思われ、トラブルが起きれは文句をいわれてしまう辛い仕事なので、社内でもっと評価される必要があるといえます。
なにより各部門の長がITの重要性を理解して、人事評価とまではいきなりは無理でも「ありがとう、ごくろうさん」の声掛けぐらいはしないとIT担当の人は報われないです。
そして、根本的にパソコンに詳しいのと、組織としてIT活用を考えたりネットワーク運用を行うことは根本的に異なります。
この誤解も解消していかないと、IT活用の中心となる人材は育たないと思います。
話はかわりますが、今週は自分でも「久々に正直、忙しい」と感じる週でした。
すべてのお客さんを終えた後、心地よい充実感と疲労で少し呆けています。