同友会の天白地区で話をしてきました。
3年連続で12月例会(忘年会前例会)での報告です。
これまでの2年は「SWOT分析」について話しましたが、今年は自分の事務所についての報告でした。
実は半年ぐらい前に「なぜ、中小企業診断士は独立しても食えないことが多いのか?」というテーマで話してほしいという依頼がありました。
その際に自分の事務所の事業モデルと収益モデルを話したのですが、その資料を膨らましての報告でした。
中小企業診断士が独立をして食べていけないとしたら、三つの誤解があるのではと考えています。
- 診断士は「専門家」であり「先生」だから、「教えてあげる」ものなのだ。
- 診断士は「唯一のコンサルタントの国家資格」だから、コンサルティングを行うのだ。
- 診断業務を行えば、クライアントはお金を払ってくれるのだ。
ばらば自分はこの「逆」をすればよいと思いました。
- 「教えてあげる」ものではなく「教えてもらう」ものである。
- コンサルティングを行うのではなく、加えてカウンセリング、IT活用の実現も行う。
- 診断業務でお金をもらいのではなく、別のところでお金をもらう。
この「逆」の考えで事業モデルと収益モデルを作って実践しています。
ちゃんと食えているので、今のところはよいと思います。
ただ、事業モデルと収益モデルは事業領域を見つめ直さないとすぐに陳腐化します。
その次を見つめ直す良い機会になりました。
忘年会も楽しかったです。
最近は忘年会の数も減らす努力をしています。
その分、参加できた忘年会は楽しみたいですね。
余談ですが、報告の途中でめったにない母親から電話が入りました。
話している最中だったので出られませんでしたが、明らかに動揺しました。
「パオパオが亡くなったかも…」って思ったからです。
出かける時、調子が悪かったからです。
話を終えて、折り返しの電話をしたら「え? 電話? 間違えたみたい。パオパオ元気だよ」と言われました。
勘弁してくれ…(;^_^A