相談を受け助言をさせて頂くとき、極力自分の言葉を「図解」しながら伝えるようにしています。
これは、相手に伝わりやすいということもありますが、何より自分の言っていることに矛盾がないか確認するためです。
言葉だけで伝えた場合、自分の言葉に論理の飛躍があったり、前後で矛盾があっても、とりあえずは言葉を話し切ることができます。
これは、相手に伝わっているか、ましてや納得してもらっているかとは別次元の話です。
自分が言いたいことを話し切るだけのことです。
ただ、「図解」も交えて伝えた場合、矛盾があると「図解」が描けなくなります。
「図解」が描くには、行間に隠れたもの、離れた文脈の矛盾があぶりだされます。
言葉だけで伝えて、伝えたつもりになるのは危険です。
独りよがりの「雄弁」は、自己満足以外の何物でないですから…。
特に「話が長い」と言われる場合は、自分で言いたいことがまとまっていないことが多々あります(;^_^A
逆に「図解」が上手くまとまったときは、「この図解を持ち帰ってもいいですか?」と言ってもらえます。
この言葉も、自分が今の仕事をしていて嬉しい瞬間のひとつです。
上手く伝わったかの判断基準のひとつです。
やっぱり「図解」の力はスゴイと改めて感じた日でした。