最近は週末は事務所にこもっています。
本当は桜でも見に行きたい気分ですが、今はジッと我慢して一日もはやくコロナが収束傾向に向かうことを願います。

籠っているため、事務所ではもう手を付けないといけない次年度の新規研修の見直しに入りました。
テーマは「ソフトウェア見積り」です。

数年前にある企業さんの依頼で「ソフトウェア見積り」の手法や課題をパワポ300枚ほどにまとめたことがあります(大変でした…)。

今回は別の企業さんから、各階層研修として「ソフトウェア見積り」をしたいとの話を頂きました。
そのパワポ300枚ほどの調査資料を研修資料(テキスト)として手直ししています。

情報を構造化して正々と伝える「調査資料」と時間内にテーマを学びスキルを習得する研修資料(テキスト)では作りが全く異なります。
基本的な内容は同じなのですが、ストーリ展開や各章の構成を再検討する必要があります。

特に調査資料と研修資料とでは3点の違いがあります。

・なぜ学ぶのかの動機付けを伝える
・気付き(アハ体験)ポイントをうめこむ
・グループ演習&ワークを追加する などです。

「ソフトウェア見積り」はソフトウェア技術者の悩みの一つです。

そしてソフトウェアの見積りでは、基本的に誤差がおきるものです(統計的に誤差の目安があります)。
その見積もり誤差を「いかに減らすのか」と「いかに合意するのか」がポイントになります。

調査資料という元データがあるとはいえ、ほぼ新規の研修になるので作り込みにはかなり時間がかかります。

今年度、この企業さんでは階層研修として3回程度の実施が予定されています。
しっかり作りこんで今年度の企業研修、次年度以降のオープン研修に育てたいと思います。

最近は、近所のスーパーにある丸忠さんのテイクアウトがお気に入りです^^