いろいろな形や場所で相談業務を行っています。
このコロナの状況で相談のテーマはいくつかに絞られている感じです。

・このコロナの状況を生き抜くためにどうするか?(資金繰り)
・アフターコロナに向かって今は何をすべきか?(コンテンツ作成)
・立ち止まって自分の「あり方」を考えるにはどうするか?

特に3番目の相談が増えてきていると感じます。

「経営相談」というよりは、「人生相談」かもしれません。
しかし、そういう相談をもちかけてもらえることは、自分としては嬉しいことです。

コロナの影響には関係なく、今は世の中がすごい勢いで流れていっています。
経営環境の変化は日に日に激しくなっています
自分が関係するITの世界は、特にそうなのかもしれません…。

例えがよいかは分かりませんが、「すごい速度の車から見える風景」と「ゆっくり歩いて見えている風景」は全く異なります。

自分もそうですが、ITとい「すごい速度の車」に振り落とされないように付いていくのに必死です(;^_^A
自分はそれが嫌なわけではなく、必死にもがいて付いていくのは意外と性に合っているようです。

ただ、コロナの影響で「ゆっくり歩く」機会を得た人も多いと思います。
これは「努力している、努力していない」という論点ではありません。

以前、ブログに「こんな状況では何もできないのでヒマです。国は何もしてくれないし。」って言葉は「悲しくなる」って書きました。
「ゆっくり歩く」のは、その言葉とは全く違い、むしろ逆の言葉だと感じます。

「ゆっくり歩く」機会を得て、いつもと違う風景を敏感にキャッチして、自分自身の「あり方」に真摯に向かい合っているのです。
これは勇気のいることです。

経営環境の変化は日に日に激しくなり、ペースダウンして周囲を見渡す余裕がなくなっている人も多いと思います。
以前、好調な企業の経営者が相談にみえて、こう言われたことがあります。

「必死に必死に頑張ってきたら、自分の目指す姿とは全く違う場所に到達しました。でも世間ではこれを成功っていうのですよね…」
一般的には成功している言われる人の言葉だけに、余計に胸に刺さった覚えがあります。

それにしてもよい天気が続きますね。
お昼は、「コンビニの冷製バジルパスタにコンビニの焼き鳥を添えて」です。