前日のブログで「新しい世界に向かって!」的なことを声高に言って違和感を感じていると書きました。
理由は「新しい世界」と銘打って「変な集客キャッチコピー」や「歪なビジネスモデル」をいかにも正しそうにPRしている業者が目に付くことです。
実は「新しい世界に向かって!」的なことを声高に言ってしまったことを後悔している理由がもう一つあります。
それは「心が元気な人」にはよいのですが、「心が疲れている人」には辛い言葉だからです。
自分自身がうつ病のときに「前向き過ぎる激励」に疲弊していたのに、この大変な状況下で自分がやっちまいました。
今は仕事柄いろいろな方の相談にのらせていただくことが多いです。
もちろんこの状況を前向きに捉えて前進しようとしている人たちがたくさんいます。
しかしその一方でこの3か月間生き残りをかけて必死に闘った結果、心が折れて「つらい、本当につらい決断をした人たち」も多いです。
万が一、そういう人たちとっては、自分が書いてしまった「前向き過ぎる激励」は猛毒の類です。
たくさんの人が今を「生き抜く努力」をしています。
「生き抜く努力」には「前に進む努力」もあれば「立ち止まる努力」もあります。
どちらにしても、現状に流されるのではなく、現状を変えて生き抜く決断をした人たちがいます。
それは、「続ける」「辞める」のどちらにしても尊敬できる人たちです。
話は変わりますが、FacebookやGoogleフォトでは過去の記事や写真が通知され来ます。
過去の出来事として7年分の情報が通知されてきました。
その7年分の写真がすべて、居酒屋および移動中の缶ビールの写真でした…。
呑気に日常を過ごしていましたが、その「ありがたみ」を再認識しました。
…継続ということで、いつもの「いいちこ」の写真です。
「あれ~、前と同じ写真?」と思うかもしれませんが、コップが違います。