油断はですが、6月になって「朝の交通機関」「お昼の食事」など、いろいろなことが「日常に戻りつつある」と感じます。
「日常に戻りつつある」といえば、あいち機構での相談も対面面談が解禁になりました。
5件の相談で3件がリモート面談、2件が対面面談でした。
久々の対面面談は「やっぱりいいなぁ」と思いつつも、確実にリモート面談を選択される方がいるのが注目です。
リモート面談を希望される方の理由は二つで、いずれも「コロナ対策」ではなくもっと前向きな理由でした。
ひとつ目の理由は、リモートで行うことでたくさんの人たちが参加できるということです。
公的機関への相談は通常1~2人の少人数で訪問されることがほとんどです。
大勢で相談に来ては、仕事が回っていかなくなることがあるからです。
しかし「業務の効率化」などがテーマの場合は、関連する部署の人たちが、みなで参加した方が議論が進めやすいです。
リモートだと、必要な部署の人にピンポイントで参加してもらうことができて、相談の効果が上がりやすいと感じます。
もう一つの理由は、今後のリモートを経営の武器にしたいから何ができるかを体感したいというものです。
リモート商品紹介、リモート内覧会、リモート説明会を行う人たちが増えています。
コロナでリモートや動画の敷居が下がったので、それをビジネスに活かそうというのは当たり前の選択です。
ここ最近はリモートをからめたビジネスモデルを一緒に検討する機会がとても増えました。
リモート面談を希望される方の理由で大切なことは、いづれも「コロナへの感染を避ける」が目的ではないことですね。
新しい行動様式は「単なるコロナ対策」ではなく、「前向きにライフスタイル・ビジネススタイルを変える」方が気持ちがいいですね。