四日市のお客さまを訪問し、相談対応(意見交換かな)していて想ったことです。
その方も研修講師をしている中での意見交換となりました。
オンライン研修は「研修効果が低くなる」という意見があります。
たしかにそういうこともあると感じますが、一概にはそれだけとも言えないのではないかということです。
それは「受講生の意識」によって大きく「研修効果」は変わるからです。
これは、講師としての責任を放棄しているのではなく、研修受講に対して前向きではない、もしくは斜めに見ている受講生に研修効果を与えるのは至難の技ということです。
これはオンライン研修だけの課題ではありません。
しかし、「受講生の意識」が研修効果に与える影響を考えると「オンライン研修」は「対面研修」以上と自分も感じていました。
実際に「オンライン研修」での演習成果物は、「対面研修」の演習成果物に劣っていないことが多いです。
しかし「オンライン研修」の場合は、その出来が「両極端」の傾向があると感じています。
オンライン研修によって、「講師」は必然的に変革を求められています。
カリキュラムの見直し、プレゼンテーション技術、研修運営…などなどですが、サービスを提供する側の「講師」の変革の負担が大きいのは当たり前です。
しかし、研修は「講師」の力だけで成立するものではありません。
「講師」と「受講生」(厳密にいうと「事務局」の力も)が力を合わせて初めて成立します。
「講師」の力だけで成立するものでない以上、「受講生の意識」も変化が必要になるのは、ある意味当然かもしれないです。
今後は講師の役割に「オンライン研修」で、いかに「受講生の意識」を前向きに持っていくかということが大切なテーマになるのかもしれません。
どのように「オンライン研修」に向かえばよいかを伝えるのは、「講師」の役割だと思います。
「受講生が前向きでないから…」と受講生の責任に押し付けては「講師」失格ですね。
本当に悩ましいテーマや課題が次から次へとでてきて、ワクワク&ドキドキです。