論理的な説明に聞こえやすい「表面的テクニック」なテクニックが3つほどあると考えています。
あくまでも「表面的」なものです。

「本質的」なことは、「情報の構造化」「つながりを考える」「論理展開」だと考えています。
あくまでも「表面的テクニック」ですが、その行動をすることで論理的説明の訓練にはなるかもしれないです。

ひとつめは「その理由は…」「なぜなら…」という説明を意識的に付け加えることです。
では、なぜそれらを加えることが大切なのでしょうか?

通常は言いたいことを言っている中に「理由」「根拠」が入っています。
ただ、説明にうもれてしまうことがあるので、もう一度「理由」「根拠」を付け加えてみます。
くどい感じがするのですが、「理由」「根拠」が伝わらないよりはいいです。

ふたつめは結論の「予告をする」ことです。
「よく結論から言うこと!」と指摘されることがありますが、その通りだと思います。
では、なぜ「結論から言うことが大切」なのでしょうか?

その理由は、人には相手の話を予測しながら聞くという特性があります。
そのため、結論と大きな枠組みを最初に示すと、受け手は適度な予測をしながら聞くことができ理解が深まるからです。
結論と大きな枠組みを最初に示すが「予告」になります。

ドラマとかでも「予告」があると、頭に入りやすいと思いますが、それと一緒です。

みっつめが「理由の数を先に言う」です。
よくある「~です。理由は3つあります」というやつです。
では、なぜ「理由の数を先に言う言うことが大切」なのでしょうか?

数を先に伝えると、人は無意識に頭の中にその数の「箱」を用意します。
「ひとつ」「ふたつ」と説明を進めるにしたがって、その「箱」をうめていくわけです。
やってはいけないのは「理由は3つあります」と言っておいて理由を2つしかいわない、もしくは途中で思いついて4つになるパターンです(;^_^A

あとは「表面的テクニック」を使うには「勢いに任せて話さない」ということです。
つまり酔っ払ったときには「論理的説明」は無理です。

おっと、ハイボールを飲みながら書いていたら、3つのテクニックと言って、4つになってしまった(^^;)