昔はやっぱり「自分に直接益があるもの」への関心が高かったと思います。
今でも基本は変わっていないのかもしれません。

ただ、「自分の得る益」に対しての考え方の変化も当然あります。
昔と比べると「自分の得る益」に対して三つの考え方の変化があると気づきました。

一つ目は「短期的な益」だけでなく「長期的な益」にも、目が向けられるようになってきました。
「短期的な益」は、すぐに自分の「益」になるもので、即効性の高いものです。

一方の「長期的な益」は、いつかは自分の益になるだろうというものです。
大きな弧を描くブーメランって感じです。

時間をかけてじっくり自分に戻ってくる「長期的な益」は、「良い意味で成長した大きな益」として戻ってくることが多いように感じます。
「じっくり待つ」この大切さを知ったことは大きいです。

二つ目は「直接的な益」だけでなく「間接的な益」にも、目が向けられるようになってきました。
「直接的な益」は自分のどんな益になるのかイメージしやすいものです。
「間接的な益」は自分のどんな益になるのかイメージしにくく、益になるか分からない場合もあります。

でも、自分の行動が、自分にとって恥ずかしくない行動でない限り、いつかめぐって自分に還ってくることがわかりました(これもブーメラン^^)。
たとえ、目に見えた益で還ってこなくても、そこから「学び」「気づき」があれば、立派に還ってきたことになると思います。

三つ目は、そもそも「益」って何だろうって考えられるようになりました。
「益」は人によってまちまちです。

人がどんなことに「益」を感じるのか、他人の価値観を理解する努力ができるようになってきました。
「自分だけの益」ではなく、「人にとっての益」はなんだろう? って考えれるようになったことは嬉しいです(今更 ;^_^A)

パオパオ、相当頑張っています!
なんとなく無心に頑張っているパオパオをみていると、「目先」「直接」「自分だけ」の「益」は、やっぱり違うように感じます。