IT系の診断士であるはずの自分ですが、相談の内容はITでないことも多いです。
「頭のモヤモヤの整理」とか、「前に進む決意の後押し」とかですね。
「アイデア発想法の活用」「課題の再検討」「自分の『あり方』の定義」「人生の目標の再発見(?)」などもあります。
ちなみに、本日の「ビジネスカウンセリング(個人向け)」も「頭のモヤモヤの整理」がテーマです。
よく、そんな「人生相談みたいなのは、自分で考えさせるべきだ」って言われることがあります。
コンサルタントの発想としては、正しいのかもしれません。
「コンサルタントは自身の専門知識をもって、ある事柄について助言・指導を行う専門家」という定義らしいです。
たしかに、そうかも…
自分は「IT活用」が専門なので、「IT相談」への対応がコンサルタントとしての役割なんだと思います。
ただ、自分でビジネスを行うということは、「人生相談」と「ビジネス相談」の内容は近くなって当たり前だと思います。
自分の中の迷いを整理したり、気持を穏やかにすることで、ビジネスに対して集中することができます。
コンサルタントっぽくないかもしれません。
でも、ビジネスに集中できるような「感情」に対する支援は自分はとても大事だと思います。
なぜなら「論理」だけでは、人は動けないし、人を動かせないからです。
それに、自分は「感情」に対する支援が好きみたいです。
ときどき「頭の整理が出来ていないので、相談を延期してもらいたいです」との連絡が入ることがあります。
「ならば、頭の整理を一緒にしましょう」と返信をすると「いいのですか!」と返ってきます。
いいんです。
だって、それがスタートなのですから^^