リモートワーク下における「チームビルディング」の相談でした。
散々書いていますが、リモートワーク下における「チームビルディング」の相談や「リーダーシップ」といった内容が増えてきています。
多分、散々書いているから、そういう依頼が舞い込んできているのだと思います(;^_^A
現に、現象として「チーム力の低下」が出始めていても、それがリモートワークと関係があることに気付いていない場合も多いようです。
余談ですが、ブログに書くことによって、お客さんの潜在的なニーズに気付いてもらう…は、自分がブログで行うコンテンツマーケティングの手法です。
これは「ジョハリの窓」のマーケティングへの応用で、また詳しく書きます。
本筋に戻りますが、基本的な考え方は普通の「チームビルディング」や「リーダーシップ」と同じだと思いますが、リモートならではの対応も当然あります。
リモートワーク時では、単なる「鼓舞」である「頑張れ」「ちゃんとやれ」は意味をなさなくなっています。
「何のために」頑張るか、「何を」ちゃんとやるのか…といった、目的や背景を伝えて共有することが大切であると感じます。
目的や背景を伝えて共有した後は、仕事を「任せきる」ことが基本になります。
リモートでは途中のプロセスを細かく支援することはできないので、「任せきる」ことは仕方がないと思います。
ただ、メンバーに「任せきる」ことは、当然ですが「放り投げる」ことではありません。
「いや、いや、メンバーに仕事を放り投げるなんて!」と返ってきますが、結果として「放り投げる」状況になっていることがります。
メンバーに指示した後、しばらくたってのリーダーの次の言葉が「なんで、できていないの?」ってパターンです。
実は、これはリモートって訳ではなく、これまでも時々遭遇する状況です。
リモートになって「放り投げる」リーダーの存在が、浮き彫りになってきたと感じます。
これまでも同じなのですが、「任せきる」ことができるリーダーは「フォローアップ」を大切にしています。
「フォローアップ」は3つの場面があると思います。
メンバーが仕事を始める前、仕事をしている最中、仕事が完了した後です。
仕事を始める前は、その仕事が必要である目的や背景を伝えたり、そのための必要となる知識の習得のサポートをします。
仕事をしている最中は、そのプロセスでの課題や問題点をあげやすい状況(環境)をつくることと実際のサポートです。
仕事が完了した後は、その労をねぎらい、仕事をよりよく進めるための意見交換を行います。
これは対面でも同じなのですが、リモートの場合は「ふらっとフォローアップ」ができません。
…なので「ルーティンの中でのフォローアップ」となります。
リモートワーク下でもチームをうまく創っているリーダーは「フォローアップ」のタイミングとポイントをかなり考えていると感じます。