GW狭間の関与先での支援でしたが「アンケート」での情報の取り方の話なりました。
詳しくは書けないですが、物件の案内をして、そこで感じたことをアンケートで知りたいとのことでした(業種とかはわかりそうですね^^;)
ちょうど前日に、東京都が「2人以上(グループ)で行動している30歳代までの若者をターゲットに、感染防止に向けた有効な情報発信にの情報を得るためにアンケート」を行っていました。
そのニュースを見ても同じことを感じました。
それは「人はそんなに賢い人ばかりじゃない」ということです。
アンケートは「平常心の時」に聞かれて答えます。
言い換えれば「その行動をとってしまった時」に聞かれるのはないのです。
当然、人間ですから「平常心の時」と「その行動をとってしまった時」では、違う感情があるはずです。
「その行動をとってしまった」感情を理論的に整理して「平常心」で答えるのがアンケートです。
物件の案内をして、そこで感じたことを知りたいのであれば、物件の案内途中の行動で気になった時に聴くべきです(嫌がれない話術が必要ですが…)
東京都のアンケートも感染が広がりそうな行動の仮説をたて、それをまさにしている人に「なぜ?」を聞いた方が、その人の本当に感情に触れ感染対策の効果があると思います(もめない話術が必要ですが…)。
「その行動をとってしまった」感情を、客観的に振り返れる賢い人は少ないと思います。
アンケートをとるにはそれなりのコストがかかるので、この落とし穴を知った上でアンケート設計をするとよいと思います。
そもそもアンケートはヒアリングで得た「仮説」を検証するために、必要な量の回答を得るものだと思っています。
多分、今回の関与先も東京都の例も同じく、決まったことを聴くアンケートではなく、話の流れで聴くことを変えるヒアリングの方が向いていると感じます。
この後、GWの残りの3日間は事務所に籠ってセミナー資料作りに没頭します。
夜は久々にピザをデリバリーしました。
以前はLサイズの2/3ぐらいを1人で食べていましたが、今回は4切れ(1/3)がやっとでした(^^;)