山での「システム開発における見積り手法」一日研修でした。
…と言っても、名古屋からの配信でしたが。(久々のこの書き出し^^)。
この「システム開発における見積り手法」は、自分の中でもお気に入りの研修になっています。
「見積もり」はシステム構築、HP作成などさまざまな場面で課題となっています。
発注者と開発者で「予算」「要件」の視点で決定のタイミングのニーズが真逆なのです。
発注者は早く「予算」を確定したいですし、開発者は曖昧をなくしてから「予算」を確定したいです。
開発者は早く「要件」を明確したいですし、発注者は未決部分を明確にし「要件」を確定したいです。
お互いがお互いの意思決定のタイミングニーズに理解を示すことが大切だと感じます。
また、なぜかこの研修はリモートばかりなのですが、その分Googleドライブの共有で、他の研修より濃いコミュニケーションがとれていると感じます。
Googleドライブでブレイクアウトルームの全グループのディスカッション(議事メモ)をサブPCでリアルタイムで表示します。
それを見ながら、面白そうな議論を行っているグループに移動します。
議論に参加して、他に面白そうな議論のチームを見つけたら、そのブレイクアウトルームに移動して議論に参加です。
今はディスカッションを発言者が入力していますが、Googleドキュメントの音声入力ツールは秀逸です。
みんなの声を勝手にGoogleドキュメントが文字に起こし、それを全チーム分を、Zoom越しに見れれば、講師として動きが変わります。
これって、対面の研修ではできないですね。
全グループの議事メモをリアルタイムに映す仕組みと、それを講師が見る道具が必要です。
ある意味、リモート研修の方が手厚いフォローができる一つの例だと思います。
デジタル化によって、世の中がワクワクするような変化をしていますね。
ちょっとできる「IT活用」で、ちょっと「便利」になるが、一番ワクワクします。
「変化に乗り遅れないようにしよう…」ではなく、「ワクワクする小さな変化をやってみよう!」の方がいいですね。
とりあえず、研修が終わって「酒」です。