初めての企業様での研修は、やっぱりグループワークが楽しみです。
それぞれの企業様でグループのまとめ意見に、その企業様の特徴が出るからです。
今回はIT企業様でしたが、階層別研修の打ち合わせを重ねている段階から「社員さんに優しい会社だなぁ」って感じていました。
それがグループワークのまとめ意見にもあらわれていました。
「プロジェクトリーダー」のメインになっている研修でしたが、ケーススタディが多く含まれています。
その中には「発注元からの無理なスケジュールに応じてしまった…」というパターンのケースがありました。
いくつかのリスクが複合されたケースなのですが、最初の段階でスケジュールに対するリスクを理由を明確にして共有し、スケジュールを見直すポイントを合意しておく必要があります。
実際は発注・受注の力関係で、そうできない場合も多いですが…。
スケジュールが遅れてしまってからでは、さらに合意はややこしくなります。
そんなケースでも、グループのまとめ意見は他の複合要因にも対応した意見になっていました。
「さすが…」と思っていましたが、ディスカッションの途中でこんな意見がありました。
「うちの会社、以前はこういう発注先からの仕事も積極的にとっていたけど、今はかなり慎重に受注するか検討をしています」とのことでした。
受注してからの対応も「バランスのよい意見」でしたが、そもそも受注の段階で「リスクを洗い出し慎重になる」は、会社としての社員に足しての想いが出る重要なだと思います。
ケースを5個ぐらいやって意見交換をしましたが、ここでのグループのまとめ意見で「やっぱり、社員に優しい会社だなぁ」って感じることがとても多かったです。
それが、実際の社員の意見として出ているのが、スゴイと思いました。
なんとなくホッコリした気持ちになって、研修後の気持ちも爽やかな感じです。
遅くなって帰宅したら、用意されていたご飯もなんかホッコリしました。
そして、夜の散歩です。