最近バタバタしており、ビジネスカウンセリング(個人コンサル)を受ける余裕がなかったのですが、久々にビジネスカウンセリングをすることができました。
個人の悩みにビジネス視点で触れることは、自分としては「天職」だと思っているのですが、なかなか仕組みとして構築ができないですね(^^;;
コロナ以降で多い相談で、自分(のビジネス)の「あり方」を模索する相談があります。
「あり方」を模索する相談で、よく感じることがあります。
自分から見ると「あり方」を模索が着実に「進んでいる」のですが、本人は「進んでいるとは感じていない」ことが多いです。
実際には「全く進んでいないのは分かるけど、進んでいる手ごたえがない」という変な「違和感」を感じているのです。
その「違和感」を説明するために「演繹法」「帰納法」の視点で考えてみました。
言うまでもありませんが「演繹法」は「トップダウンアプローチ」で、結論(主張)ありきから、その論拠を加えて行きます。
自分はよく「戦略実現型思考」と言っています。
一方の「帰納法」は「ボトムアップアプローチ」で、現地現物の積み上げから結論を出していきます。
自分はよく「現場改善型思考」と言っています。
その、二つの大きな違いは「結論ありき」か「結論の模索か」であると考えられます。
多くの経営者は「トップダウンアプローチ」つまり「演繹法」のように、計画をたて、その実現に向けてすべきことを洗い出していくことに慣れている場合が多いです。
一方の「ボトムアップアプローチ」つまり「帰納法」は、現地現物の試行錯誤しながら見えない結論を見つけ出していくので、不安やもどかしさを感じたりすることがあります。
結論が見えないまま模索する「帰納法」のアプローチは、経営者である以上、不安やもどかしさを感じても当然ですね。
「帰納法」の場合は、現地現物の経験や体験が「進捗の証」となります。
つまり、「帰納法」は、さまざまな経験を積見上げることで確実に進捗していると言えるのです。
それに気づいてもらうために「だが、それがよい」というラテラルシンキンングでよく使われる問いかけをよくします。
すると「自分自身のよいところ」や「確実に進捗していること」に、たくさん気づかれてもらえることが多いです。
このように気づいてくださる方のビジネスカウンセリング(個人コンサル)はとても楽しいです。
牧野ヶ池緑地で息抜きして、事務所に帰ってきました。
これから一心不乱に「ビジネスプラン審査マラソン」を日曜日の夜まで行っていきます。
晩ごはんは「冷凍うどん」&「物産展でカニ寿司お土産」です。