名古屋のIT企業への「システム開発のレビュー技法」研修の配信でした。
これで「システム開発のレビュー技法」は三日連続の配信です。
ただ、今回はZoomではなく、Webexでの配信です。

一時期はZoomとWebexはそっくりだったですが、ちょっと特徴が出てきました。
特徴というか、なんかいろいろと機能が追加になって複雑になった感じです。

会議だけを行うのであれば、やっぱりZoomが相変わらずシンプルで簡単ですね。
そして、最近の相談で増えてきたのが「Zoomはわかるのですが…」「Teamsが…」で、少ないですが、「 Webex が…」「Google meetが・・」もあります。
いかに、Zoomが分かりやすいかがわかります。

そもそも設計の思想が違うので仕方がないですね。
Zoomに慣れた人からすると、余計に分かりにくいと思います。

Zoomは組織という概念がなく、ミーティングIDさえ伝えれば誰でもオンライン会議ができます。

他のリモートツールは、グループ共有、プロジェクト共有というグループウェアの概念からスタートでしたので、組織という概念があります。
組織とういう概念があるので、組織外からの接続(ゲスト)にはいろいろな制約が付きます。

これがややこしいようです。

先日、相談に見えた方もTeamsで「ゲストで参加」「アカウントで参加」で迷って、結局アカウントがないのに「アカウントで参加」ではまっていました。

ややこしくする理由に、Teams、Meetには有料版と無料版でのアカウントの違いによる、微妙に異なる挙動があります。
これは、自分にとってはややこしくて、整理できていないです。

どうも、それぞれのツールが特徴を付けたくて、利用者を置いてけぼりにしている感じがしています。
WebexもTeamsもMeetもオンライン会議が始まってしまえば、さほど機能は変わりません。

ただ、オンライン会議がしたい自分にとっては、その前後の情報共有的、プロジェクト管理的な機能の複雑化(多機能化)は正直邪魔です。

ITは機能が増えれば増えるほど「難解な化け物」になっていきます。
「あ、それもいつか使うかも」って安易な感覚は、混沌への入り口です。

晩御飯は「キャベツたっぷり焼きそば」です。
「焼きそば」「焼きスバ」のローテーション状態です。