あいち機構でのマネージャー業務でした。
一日、いろいろな方の話を伺っているとすごく勉強になります。
そして、ホッと心が温かくなる1日でもありました。
日々いろいろな方と面談をしていますが、結構本音を言ってくださる方たちが多いです。
だから、自分の心に響くのだと思います。作り話は決して心に響きませんね。
ある経営者は、訳あって離れていかれる社員にために、これからも働き続けられるやり方を模索されていました。
それは、家族を大切に想う親のようでした。
仕事の内容と、リモート環境さえ整えれば、これからも関係を続けられることががわかりました。
リモートでの打ち合わせ中も、入れ替わり立ち替わり、社員(元社員も^^)や取引先の方たちが、社長のところに顔を出していく様子に心が温まりました。
社長は「田舎ですから」とおっしゃっていましたが、今の時代だからそういう関係が大事だと思います。
ある経営者は、「キチンと話すのではなく、自分らしく話すようになったら伝わるようになった」と話してみえました。
自分も激しく共感です。
上手くやろうとテクニック先行になると、伝わらないのです。
自分もそうですが、自分の想いを込めて、自分らしく話せば、詰まり詰まりであっても、論理的に破綻していても、伝わる時は伝わるのです。
その方はさらに教えてくれました。
「自分を生きてこなかったことに気付いていなかった。人が思う私を生きていたことに気付いた」とのこと。
自分が出会ってからは、いつも自分らしく等身大に想いを語ってくださる魅力的な方です。
そういう試行錯誤で悩むんでいた時のことを教えて下さって、もっと距離が近くなった気がします。
ある経営者は、「論理の壁」について語ってみえました。
論理的にも伝えても、最終的には聴き手の感情の大きく占めるということです。
多様化の世界で「聴き手の力」は今後ますます大きくなっていくと思います。
そのためにも、まずは自分の伝えたいことを正確に伝えることが大切です。
しかし、大きくなる「聴き手の力」に応えるためにも、聴き手の「大切に想うこと」をキャッチできるようにしたいですね。
たくさんの経営者に、たくさんのことを教えていただいた一日でした。
本音だから心に響く話をたくさん聴ける自分の状況は、とてもありがたいです。
夜のイルミネーションが華やかになってますね。