ある経営者に「理不尽な言いがかりを付けられた時こそ大人の対応をする」と教えてもらったことがあります。
その人は「負けるが勝ち」ともよくいっていました。
当時はその意味がよくわかりませんでしたが、今ではなんとなくわかります。
「言いがかり」に対して、感情で突っ掛かったら、相手の思う壺になってしまいます。
「言いがかり」に対して、冷静に対応されたら、逆に相手が「敗北感」を感じることもあるようです。
理不尽と思うことを言われた時こそ、その人の真価が問われるのだろう…だと思います。
感情を押し殺して、どれだけ冷静に対応できるか…自分にはなかなかハードルの高いテーマです(できません…)。
相手の感情に流されて、自分の感情のままに攻撃をすれば泥沼です。
相手をコテンパンに打ち負かしてやろう、自分のが知識があるのを見せつけてやろう…というのは狭量の証です。
「理不尽と思うことを言われる」「相手を見ず法を説かれる」という場面に遭遇するのは、よくあることです。
その時に、自分と向き合ってどのような対応ができるかを客観的に見れるのが成長の証なんだと思います。
これは決して、自分の言いたいことを押し殺して、その場をやり過ごすという意味でありません。
「事なかれ主義」「八方美人」が通用する時代ではなくなっています。
それに、自分の言いたいことは言わないとストレスが溜まって、自分にとって「大人の対応」とは言えません。
ただ、その言い方の話です。
アサーティブとか頭ではわかってても、いまだにアグレッシブに感情に流されてしまうことがある自分は、いつまでたっても未熟すぎです。
それに言われた時は「理不尽」と思っても、それをしっかり咀嚼したら理不尽でないことも多いですね。
もう結構な大人で、年齢的にはちゃんとしたい年頃です。
いつかは、自分もちゃんとした「大人の対応」ができるようになるのかなぁ。
お昼は近所のスーパーの「豚しゃぶサラダ」と「五目おにぎり」です。
そして、近所の公園で少し気分転換のリフレッシュです。