愛工大での「インターネットのビジネス活用」も、いよいよ本当に終了に近づいてきました。
今回は、最終演習にお話いただく起業家の2人目に登壇いただきました。
2人目の登壇者は「発酵プロモーションズ」の吉田さき子さんです。
さき子さんには昨年も登壇いただき、今回も貴重な話を本当にありがとうございます。
最終演習は3人の方にお話を頂きます。
そして、いずれも「その方しかできない」もしくは「その方が行うのに意味がある」ビジネスモデルの方を選ばせていただいています。
実は、吉田さんのビジネスモデルは昨年から大きな進化を遂げてみえます。
事前のヒアリング、演習課題への落とし込み、ビジネスモデルの図解などをさせて頂いている際にはワクワクしました。
学生の演習結果を最後のコメントに向けて2人で確認しましたが、昨年の演習結果より明らかに具体性が増してます。
これは吉田さんのビジネスモデルの進化が要因だと感じました。
その際の吉田さんの一言が心に刺さりました。
「自分を因数分解しないと、正確な答えは得られないですね」というものです。
吉田さんの論理的思考力の高さを改めて確信しました。
世の中の事象を「塊」で見ているうちは曖昧になり、得られる答えも「曖昧」になってしまします。
「曖昧」を脱却するには、「塊」を切り口で分解していく必要があります。
これは「情報の構造化」で要因・要素を分解していくプロセスですね。
自分で「問い掛け」を因数分解をしないと、得られる「答え」も「塊」に対してのものなので概念的になってしまいますね。
これを「自分を因数分解しないと、正確な答えは得られない」と表現された吉田さんはやっぱり凄いです。
学生へのビジネスモデルの説明に関しても、「この説明の詳細化が必要」「ここを追加すると学生は混乱」…などを瞬時に判断されていました。
吉田さんの「自分を因数分解した問い掛け」は、学生に届きました。
予想以上にレベルの高い具体的な回答が返ってきたことを2人で確認しながら驚嘆しました。
また、学ばせていただきました。ありがとうございます!
次回は最終演習の最終回であり、「インターネットのビジネス活用」の講義自体の最終回でもあります。
いろいろな人に協力していただいて、この講義は成立しています。
自分的には「最終演習は相当いい講義」になっていると、自画自賛しています。
まぁ、自分が話している部分ではない、登壇者に話ていただいている部分が素晴らしいのですが…汗
いなやの「みそ中華大盛り」で、お腹も大満足です。