ある企業様で、DX推進の支援をしてきました。
その際に、情報処理技術者試験の話なり、さらに「稼働率」の話なりました…。
「稼働率って、MTBF÷(MTBF+MTTR)で計算するのですよね! 情報処理技術者試験で勉強しました!」
慣れたお客様とはいえ、暑い時にはキツイ話です。
ちなみに、MTBFは「平均故障間隔」で故障から故障までの時間です(簡単に言えば動いている時間)
また、MTTRは「平均復旧時間」で故障したときに復旧にかかる時間です(簡単に言えば停まっている時間)
…で、「MTBF÷(MTBF+MTTR)」の計算式は、「動いている時間÷(動いている時間+停まっている時間)」になります。
もっと、簡単に言えば「動いている時間÷全体の時間」で、一般的に言われる稼働率(動いている割合)になります。
ちょっと、今週も結構ハードな1週間で疲れていたのかもしれません。
自分は疲れるとすぐに悩んで落ち込みます。
よく悩む自分は、その「落込率」を考えてみました。
「落込率」は普通の生活の中でどちらかというと落ち込んでいる割合です。
ちなみに、システムには壊れている割合で「故障率」というものがあり「1-稼働率」で計算されます。
それを精神的に壊れて落ち込んでいるということで「落込率」として考えてみました。
「故障率」を当てはめると「落込率」は2つの数値で計算できます。
ひとつは「落込回数」で、なるべく少ない方がよいです。
もうひとつは回復までにかかる時間(「回復時間=落ち込んでいる時間」)で、なるべく短い方がよいです。
「落込率」は「落込時間÷全体時間」で計算できます。
そして落ち込んでいる時間は「落込回数×回復時間」で計算できます。
よって「落込率」は「(落込回数×回復時間)÷全体時間」で計算できるということです。
「落込回数」を減らすか、落ち込んでも「回復時間」を短くするかで「落込率」の改善ができます。
「落込回数」はきっと減らせません。
何かよくないことがおきると、自分が落ち込むように考えてしまうからです。
ならば「回復時間」を短くするしかないと思いました。
こちらはレフレーミングとかで、何とかなるかもしれません。
「落込率」を改善するために、ヘコでもすぐに回復する訓練をしたいですね。
…なんて話を「稼働率」「故障率」から妄想してお客さんに話していました。
すると「宿澤さん、稼働しているようで故障してますね」って突っ込まれました。
シンプルにまとめたはずの計算式を複雑にする「問題提起」です。
まぁ、人の感情なんて、そんな機械のようにシンプルには計算できないですよね。
自分は常に「稼働しているようで故障している状態」が継続中ってことです。
天気が良かったので、いつも「平和公園の里山」に寄って深呼吸してきました。
おっさんが「鮮やかな緑」「空と雲」「池のめだか」をじっと見つめているわけです。
これこそシンプルに「落込率」を改善する行動かもしれません。
夜は、ちょっとおしゃれな「鰻弁当」で、元気です。