名古屋商工会議所でのIT専門相談、夜は中部産業連盟の診断士養成課程でした。
相談業務や養成課程のような講師をしていると、「新事業を立ち上げたいけど…」「いつか独立をしたいけど…」などの相談を受けることもあります。
相談者や受講者はすごい方ばかりで、自信をもって「新事業」「独立」を目指せばよいと考えてしまいますが、不安が大きくなるものよく理解できます。
そんな時に思い出す言葉は「足りない能力より、持っている能力を探してみる」があります
特に自分は自分に対して減点主義の傾向があり、自分の「足りない能力」を嘆いていることがよくあります。
ただ、足りない部分があるってことは、必ず他より秀でた部分があるものです。
こんなグダグダな自分にすら、本人がわからないだけできっと何かがあるはずです。
そう思って探してみても自分ではなかなか見つからないものですね。
ただ、自分ではない誰かに問いかけてみると、自分の良いところをいくつか捻りだしてもらえます。
たとえ、お世辞ばかりだとしても、自分の気付けないところをあげてもらえるのは嬉しいです。
減点主義で自分の「足りない 能力」を嘆くより、加点主義で人に教えてもらった自分が「持っている能力」を信じたほうがよいと感じます。
「足りない能力」ばかりを見ていては気が滅入ってしまいますからね。
「独立」「新事業」を目指すのは、「足りない能力」からの「不安」があって当然です。
でも、どうせなら「持っている能力」からの「希望」を描いく方が前を向けます。
追い込まれて仕方がなく起業した自分が言っても説得力がないかもです。
しかし「足りない能力より、持っている能力を探してみる」方が、「独立」「新事業」を現実のものとして目指せると思います。