午前中は四日市で10月、11月に行われる「インターネットを活用したマーケティング」がテーマの2日間研修(6時間×2回)の打ち合わせです。
通常のWebマーケティングに加えて、SNS活用、デジタルマーケティング、ビックデータからの顧客分析、メタバースなどのWeb3関連と結構いろいろな話をする予定です。
今の段階で、相談で多い内容、および自分が個人的に伝えたい内容をまとめた感じです。
次年度の大学の講義でも話したい内容も多く、ここらで資料を整備しておきたいと思いました。
最近、やりたい放題になっていますが、大切だと感じることは伝えたいです。
午後からは名古屋商工会議所でIT専門相談です。
おこがましいですが、自分が「全力で応援したい」と勝手に燃ている方達は結構多いです。
そんな方が相談にみえました。
いつも懸命に頑張っているのですが、外的要因でモチベーションが低下しているようでした。
しかも、さまざまな定型的な助言で迷ってしまっているようでした。
環境変化の激しい今は、今まで通りのセオリーが機能しない時代と言えると思います。
その方は、3C分析で競合を調査してそれよりも価格を落とすように助言されたそうです。
「競合よりも価格を落とす」は、すでに地獄への誘いです。
割引のクーポンも同じで、割り引かれた時しか来店してくれなくなります。
それよりも「自分のビジネスが選ばれる理由」を熟考して、それを正しく伝えた方がよいです。
これは、安易に価格を落とすより、相当に難しい課題です。だから、価値があるのです。
価格改定で「適正価格」にすることが、不安な場合も多いと思います。
しかし、変に安価にした「歪な価格」は、最終的には自分への「しわ寄せ」になって返ってきます。
顧客のために「価格」を下げる努力は必要ですが、「適正価格」でない「歪な価格」は結局はビジネスを続けることはできなくなります。
「適正価格」でも選んでくれる顧客が「真の顧客」だと考えています。
また、ビジネスに迷ったら「わがまま」に考えることもよいと思います。
「わがまま」とは「わが・まま」で、つまりは「自分らしい(自分しかできない)」ということです。
ターゲットのニーズがわからない、ペルソナができない…という相談も多いです。
そんな場合は「自分はどんなサービスが欲しいか?」を考えることが「自分ペルソナ」になります。
今は情報発信がしやすくなっています。
「わが・まま」の「自分ペルソナ」に共感してくれる人たちとつながれるのです。
自分のビジネスに迷ったら「わが・まま」に考えてみて、それを形に落とし、信頼できる人の意見をもらうとよいです。
実際に、いまだに自分は自分のビジネスが「迷走」状態ですが、「わが・まま」に考えて、信頼できる人の意見を聴いてみる…という自分のやり方は続けたいです。