あいち機構でのマネージャー相談でした。
いろいろな相談がありましたが、自分の教訓になる相談が相変わらず多いです。
ある相談者の方の話が身につまされました。
その方の話から2つの気付きをもらうことができました。
ひとつは「自分で自分に重しをかけていた」という話です。
追い詰めるのは、いつも「誰か」ではなく「自分」です。
自分で引いた「線引き」が過酷なラインで、それが原因なのですよね。
いわゆる、「過剰品質」というヤツです。
自分自身で「出来ていない」と判断し、それに勝手にストレスを感じている状況です。
「自分で自分に重しをかけていた」と気付けるのは「自分らしく」へに第一歩ですね。
自分も今さらですが「いい意味での手抜き」が結構できるようになってきました。
「ま、いいか…」という割り切りで、少しは成長しているのかもしれないですね。
もうひとつは「~してあげているのに」とつい思ってしまうことが自分自身を苦しめるという話です。
これは「親切の押し売り」で相手にとってはいい迷惑です。
これは、ついつい「見返り」を求めているのですね。
「~してあげているのに」のに続く言葉は、「どうして感謝してくれないの?」かなぁって思います。
「見返り」を求めているのは自分の価値観からです。
相手からしたら単なる「親切の押し売り」をされている気持ちになっていることもあるわけです。
この気持ちからは、さすがに自分も解脱できたと思っています。
でも、無意識からこういう気持ちになってないかを注意したいです。
人と話していると、たくさんの大切なことに気付けます。
相談、相談以外も含めて、たくさんの人と話せる機会は、とても貴重です。