午前は豊山町商工会でシステムリプレイスの専門相談でした。


リプレイスというより、現状を踏まえて会社のあるべき姿をシステム視点で定義を行う「業務改善型DX」です。

デジタルを活用して新しいビジネスモデルを創造する「戦略実現型DX」に比べれば進め方は明確です。
ただ、その分しっかり手順を踏まないと失敗をしてしまうので留意点は多くあります。

「業務改善型DX」では、業務の「見える化」および整理が重要です。
特に「昔ながらの業務のやり方」を行っている企業は、現状業務に無駄が入り込み、それが当たり前になっている可能性が多々あります。

その為の業務の「見える化」および整理には、やっぱり定番の「業務フロー」が有効だと思います。

整理の際は、業務の分類を行うとよいです。例えば…
「人が手で行う業務」「人がシステムを活用して行う業務」「自動化する業務」といった分類、
「内部で完結する業務」「外部とのやり取りが発生する業務」といった分類 などです。

そして、業務の「現状の姿」と「あるべき姿」を描いた上で、ギャップを埋めていくシナリオを作っていきます。
この社内検討を十分に行わないまま、パッケージやクラウドサービス等をいきなり導入するのはリスクが高いと感じます。

午後からは名古屋商工会議所でIT専門相談でした。
こちらでも、業務改善の相談があり、業務の「見える化」に頭を捻りました。

名商IT専門相談は、報告書を書いて完了となります。
しかし、自分は仕事が遅いので、相談フロアが閉まる5時には、報告書が終っていないことが結構あります。

すると、名商のみんながいるフロアに移動して報告書の続きを書くのが定番です。
ここで、名商のみんなに声をかけてもらえると、かなり嬉しかったりします。

「馴染んでていて気付かなかった!」なんて言われると、仲間に入れてもらえた感じがします。