愛犬パオパオが旅立って、早くも2年がたちます。

パオパオは、ちょうど2年の今日に壮絶にガンと戦い「やり切って」旅立ちました。
旅立ったのは朝の7時半で、自分が仕事に出かけた直後でした。

おそらく「パパさんは動揺するから、もうちょい我慢してよう」って思ったのだと思います。
なので、自分の中のパオパオは、最後に気持ちよさそうに静かに眠っているパオパオのままです。

明け方のパオパオは、いつもと違う様子で家族みんなの顔を順番にじっとながめていました。
そして、これまでこれまで聞いたことのないような声で「わおーん、わおーん」と泣き続けました。

その声が苦しそうであれば、大慌てになったとおもいますが、やわらかな声でした。
これって「ありがとう、ありがとうって言っているのかなぁ」なんて家族で話していました。

ブログとかに登場する機会は減っていますが、一日たりとも忘れたことはありません。
何故なら、部屋中がパオパオの写真だらけで、PCにもパオパオ似のシーズーのシールがはってあるし、壁紙も結構な確率でパオパオになっています。

パオパオが旅立ってからは、家族みんなで出かけること(ドライブや旅行)が減りました。
日常の散歩とかも減っているので、自分の健康によくないです。

ストレスがたまっている時に、速攻で浄化してくれるパワーは無くなったのは厳しいです。
いつもマイペースなのに、周囲にも配慮をしている…って、お手本みたいな仔でした。

亡くなった「悲しさ」は今だにありますが、やっぱり出会えたことの「嬉しさ」は計り知れないです。
旅立って2年たっても、我が家における存在感は増していくばかりです。

先日もパオパオが夢に出てきました。
夢に出てくるパオパオは、不思議と流暢な日本語です。

夢の中のパオパオに「パパさん、最近どう?」って、いつもの上目づかいできかれました。
「パオパオがいないから寂しいよ」って答えると、何も言わずに「フッ」とおしりを向けて寝ました。

「フッ」っていう鼻で笑うのは、パオパオが「当たり前でしょ」って時に使う意思表示です。
TikTokの動画にもそれらしいのが残っている見慣れた光景です。

2年たった今でもTikTokのパオパオは再生数を伸ばしています。
最後の動画は13,2600回再生され、合計再生時間は426時間になります。

これはパオパオがいろいろな人に生かせてもらっている証かもしれないです。
この今だに動いている数字も、パオパオがいつまでたっても自分の中で「生きている」ってことを感じさせてくれます。