あいち機構のマネージャ業務でした。
原点に返ったようなSEO関連で、順位を上げるというより、クロールされないといった問題解決の相談が多かったです。
あいち機構が終わってから「施策研究会」に参加しました。
若手の診断士が公的機関とその施策を学ぶ場所です。
すでにおじいちゃんの自分は世話役のような立場です。
今回は敏腕新聞記者をお呼びして「中小企業の情報発信」について学びました。
中小企業の情報発信にとってマスメディアに取り上げられることは大きな影響があり、それをどのように行っていけばよいかを学びました。
ソーシャルメディアが出てきた時、「トリプルメディア」ということも出てきました。
トリプルメディアとはオウンドメディア(HPなど自社所有メディア)、ペイドメディア(広告のようにお金を支払うメディア)、アーンドメディア(ソーシャルメディアに代表される拡散されるメディア)です。
それらを組み合わせて発信することが、これからは重要になるという話でした。
その「トリプルメディア」の話を知った時、なぜ「メスメディア」は入っていないのだろうか…と真剣に考えたことがありました。
HPが乱立し、SNS疲れも起きている中で、新聞、テレビといったマスメディアの重要性はますます増していると感じます。
また、自分は昼間からSEO対策の脳になっていたためか、新聞での記事の書き方がSEOとそっくりだと思って聴いていました。
新聞はWebと違ってスペースが限られていることからもよりシビアな記事の書き方のセオリーがあるようです。
「タイトル・見出しの重要性」「短い時間て相手に伝える工夫」「文字だけではなく写真なども使って伝える」…など。
元々、人にわかりやすく伝えるためにコンテンツの品質を高めることもSEOの本質なのでありまえなのかもしれないです。
ただ、「検索(SEO)」と「眺めて目にとまる(新聞記事)」の違いがあるので、眺めて目にとまる新聞記事はSNS的な要素もあると感じました。
そしてHPにおいて「文字数は多い方がSEOに有利」という都市伝説があります。
Googleのジョン・ミューラー氏は、コンテンツの文字数が検索結果に影響を及ぼさないと発言をしています。
長い文章を書けば良いわけではないのです。
普通に考えて、「長いダラダラとした文章」よりも「短くポイントを抑えている文章」の方が読み手にとっては幸せです。
新聞記事に関しても同じことを言えるようです。
いつもとは、少し違う感じの「施策研究会」でしたが、参加者の関心も高かくあっという間の時間でした。