午前は名商エキスパート派遣、午後は名商IT専門相談、夜は名商次年度セミナー打合せ…。
場所は違えど、ずっと名古屋商工会議所の仕事をしていました。
その相談内容として、NFT&メタバースの相談があり、少しづつ確実に増えている感じです。
これまでは「NFT&メタバースって何?」でしたが、実際に自分のビジネスに適用する人たちが出来ています。
まだ、「Web3なんてまだ先の話」って思っていましたが、思ったより早く来るかもしれないです。
11月は「Web3、NFT、メタバース」のセミナーで話をさせてもらいますが、慌てて準備中です。
考えてみれば「これまでのWebがWeb3に置き換わる」わけではないわけです。
「これまでのWebにWeb3も加わる」わけです。
Web1.0はHPでの情報発信、Web2.0はSNSでの双方向コミュニケーション、Web3はボスのいない価値交換と考えています。
Web2.0のSNSが出てきたからといって、Web1.0はHPがなくなるわけではないです。
同じようにWeb3が出てからといって、Web1.0、Web2.0がなくなるわけはなく、世界がまた拡がるってことですね。
こう考えれば「Web3をもっと身近に感じてもいい」と思います。
「置き換え」ではなく「積み上げ」の世界が好きです。
もちろん「積み上げ」を破壊して「置き換え」るとが必要なこともあります。
しかし、これまで「積み上げ」てきたものには、やはり忘れてはいけない価値があるものです。
「置き換え」るのであれば、忘れてはいけない価値を見定めたうえで、「置き換え」る必要があると思います。
「メタバース」に関しても、現状では様々な誤解があると感じます。
例えば「VRゴーグル」がないと使えないのでお金がかかる…は、よく耳にする誤解です。
一気に「メタバース」にいくのではなく、「メタバース」を体験しながら「こういう場面にはいい!」って体験価値の交換をしていきたいものです。
何故なら「得体のしれない新たな選択肢」なので、それを「肯定する」にも「否定する」にも、まずは自分が体験する必要があるからです。
「得体のしれない新たな選択肢」を理解する努力なく、「のっかる」「のっからない」の判断は避けたいです。