宮崎への「チームリーダーのための人に教える技術」研修が無事に終わりました。
この研修は、知識を教える(≒ティーチング)と意欲を引き出す(≒コーティング&カウンセリング)を両輪として様々な「教える」方法を伝えていきます。

いわゆる本に書いてあることは少々で、自分の体験・体感を中心に体系化しています。
自分もセミナー・研修で「人に教える」ことが多いですが、それ以上にコンサルの場は「人に教える」場として自分を鍛えてくれています。

「人に教える」ことの意識や方法を「人に教える」研修なので、緊張もします。
「人に教える研修の講師の教え方が下手だった」とアンケートにでも書かれたら、相当落ち込むと思います。
幸いにもそういう声はまだないです。

この研修に限ったことではないのですが、自分が「絶好調」かわかるバロメータがあります。
それは、自分の失敗談・成功談といった「エピソードトーク」の量です。

どの場面でのどの「エピソードトーク」をするかのシナリオは一応準備しています。
しかし、受講者の受講目的や業務内容、さらに受講者の表情に合わせて「エピソードトーク」は取捨選択をしているのでかなり変動的です。

今回は「エピソードトーク」の量が自分でも驚くほど多かったと思います。
つまり、そのタイミングで挿入するべきエピソードを次々と発想できたという「好調」の証です。

途中から何回ぐらい「エピソードトーク」がどれくらい入れているかチェックをしてみました。
感覚的ですが、だいたい1時間ごとで、3分程度の「エピソードトーク」ほど3~4回ほど入れていたようです。
これは自分的には多いです。

また「エピソードトーク」の量はアンケートの評価にも比例することが多いようです。
今回はグループディスカッションをなくした分、自分の「エピソードトーク」も増やすことができました。
自分でも手ごたえがあり、心地よい疲労感でボーっと酒を飲んでいます。

余談ですが、iPadOS16の「ステージマネージャ」はかなり気に入ってます。
iPhone専用のアプリでも普通に横使いができるのが嬉しいです。