あいち機構でのマネージャ業務でした。
自分に想いや感情を伝えてくれる人の相談が多く「共感」することが多いと感じた一日でした。
心に響く話がありました。
歴史を教科書で学ぶのがイマイチ面白くないは、そこに人の営みが見えないからだという意見です。
歴史の教科書はそこでの出来事が淡々と語られていきます。
歴史のダイジェストを知るにはいいかもしれません。
ただ、そこに暮らす人の想いや感情が浮かばないと感情移入ができません。
感情移入ができないということは「共感」ができないということです。
伝えるためにシンプル化にするのは、報連相では必要なことです。
しかし、歴史は報連相ではありません。
歴史の正しい事実(?)を学ぶことも大切かもしれませんが、そもそも何が歴史上正しいかなんてわかりません。
誰も見ていないわけですから。
小説や史跡を回って歴史を学ぶとそこには、人の感情や苦悩が練り込まれて息吹いています。
歴史を学ぶのはそこから人生の教訓をを得る目的もあると思います。
そこに人の想いや感情がないと、自分事に置き換えての「気付き」を得ることは難しいですね。
これは一品物や手作り商品の商品説明を行う場合も同じかもしれないと思いました。
説明に自分の想いや感情をのせると、ストーリーとなって自分事と相手に伝わり、共感されたり納得されたりすることは多いです。