週末はお伊勢さん参拝、「御宿 The Earth」で宿泊…とすっかりリラックスできました。
旅館やその近くの散歩道からの海の絶景は、ずっと見ていたいと思いました。
そして、もう一つ心に残ったことがあります。
旅館でのんびりと「僕のワンダフル・ライフ」「僕のワンダフル・ジャーニー」を一気に観ました。
最初はリラックス鑑賞だったのですが、途中からパオパオを思い出してかみさんと大号泣です。
この映画はワンコが転生を繰り返しながら、やがて元の飼い主の元に戻って、約束を果たすという物語です。
2本合わせて約4時間の映画を観終わった後の疑問は「パオパオの魂は今どこにいる?」でした。
パオパオは自分やかみさんの夢に未だによく現れます。
そのパオパオは、とても幸せだったり、ちょっと可哀想だったり、シーズーだったり、別のワンコだったりしています。
ただ、どんな夢にも共通するのは「私も頑張っているから、パパさんママさんも頑張れ」のメッセージが最後にあることです。
多分、パオパオの最期のメッセージに関係あると思います。
パオパオは壮絶にガンと戦い、家族だけではなく、周囲に驚愕と感動を残したパオパオは「やり切って」旅立ちました。
特に最期には26日間も酸素ボックスに入って頑張り続けた姿は、今でも脳裏に焼き付いています。
頑張り続けた姿が、「私も頑張っているから、パパさんママさんも頑張れ」のメッセージになっているのだと思います。
ただ、パオパオが旅立ってすぐのときに不思議なことがありました。
パオパオが旅立った直後に、パオパオの気配が家の中から全くしないこと自分もかみさんも気付きました。
パオパオは、自ら痕跡を消すように、あっと言う間に消えてしまいました。
その結果、かみさんも自分も寂しい気持ちはどうにもなりませんが、泣いてばかりという状況から比較的早く抜けでれたと思います。
これは、パオパオの配慮なのだと思います。
「パパさん、ママさん、わたしのことで泣いてばかりじゃダメだから、早々に気配を消すね」と言っているようでした。
子供のいない自分たちに「娘」として颯爽と登場して、13年間にたくさんの「教え」を残して、物理的にはサッといなくなってしまったパオパオ。
もしかしたらワンダフルな転生の旅の途中だったかもしれないですね。
でも「パオパオの魂は今どこにいる?」の疑問の結論は「また3人で暮らせる時がきっとくる」ってものでした。