大府商工会議所で職員向けの「業務改善型DXと個人情報保護」という研修をしました。
商工会、商工会議所でよくある職員向け研修で同じ内容を2セットというパターンです。
今年度の訪問回数は減りましたが、大府商工会議所も自分的にはお気に入り&入り浸りの会議所のひとつです。
職員のみなさんが好きな人ばかりなので、お邪魔するとすっかり癒されます。
大府商工会議所では、その会議所自体のIT活用自体の支援もさせて頂いています。
その関係もあって今年も職員向けのDX研修を担当させて頂きました。
自分の考えでは「DX」には2種類の支援アプローチがあります。
ひとつが「業務改善型DX」ひとつが「戦略実現型DX」です。
「業務改善型DX」は既存の業務をデジタル化によって付加価値を高める取り組みの支援です。
「戦略実現型DX」はデジタル活用を前提に新しいビジネスモデルを構築するための支援です。
世のDX事例は「戦略実現型DX」のピカピカの事例が多く語られます。
しかし、自分への相談は「業務改善型DX」が圧倒的に多いです。
さらに「業務改善型DX」が「戦略実現型DX」に進化するパターンにもよく遭遇します。
やはり業務改善という困り事を解決することがDX推進につながっていくのだと思います。
今回も前半の部、後半の部で2セットの研修を行いました。
シナリオが苦手なので、その時の気分で内容が変わるのはいつものことです。
…と言いつつも、業務改善は「標準化、仕組化が大事です!」ていう自分は、閻魔様に舌を抜かれるのでしょうね…。
ただ、2セットで全く同じことになった部分があります。
それが「個人情報保護」についての部分で、頑張ってそれぞれ1分ぐらいは触れられたと思います。
今の自分への相談は「クラウドセキュリティ」への相談が多いです。
そちらが伝えられたのが満足です。
今回も大府商工会議所のみなさんといろいろなお話ができて何よりも楽しい時間となりました。