四日市商工会議所に一日こもって約20本のビジネスプランのプレゼンを聴きました。
こののビジコンはもう12年も連続して審査員をさせて頂いてます。

しかし、すべてのプランのレベルが高すぎて本当に採点するのに苦心しました。
そもそも、私なんぞが採点すること自体がおこがましいのですが…

プランを読み解くとき、どのプランにもその人の想いが深く刻まれています。
プランを読み進めると、どのプランにもその人でしかできない理由が明確です。

この二つの理由で、おこがましくも採点するときには気持ちがかなり揺らぎます。
ひとつとして、軽くスルーしても許されそうなプランはありませんでした。

ひとつひとつのプランには、その人の「想い」とその人がすべき「理由」が入っています。
ビジネスプランの表現やプレゼンの上手・下手はありますが、そこに込められた「想い」「理由」はくみ取りたいです。

プランを文字として読むだけでは読み取れないことは多々あります。
しかし、プレゼンまで聴くと、プランの奥にある背景、体験、動機、想い、理由が見えてきます。

自分がプラン拝聴する際には「その人が、そのプランを実行しなければならない理由」をとても重視します。
「流行っているから」とか、「儲かりそうだから」とかで書かれたプランは、別に他の人がやってもいいですからね。

プランを書いたその人の背景、体験、動機、想い、理由から実行しなければならない理由をプレゼンで聴けたときはとても腹に落ちます。
今回は、腹に落ちまくるレベルの高いプランで、いづれも熱量の高いプランばかりでした。

とても濃い一日となり、正直熱量が高くてお腹いっぱいな状態ですが、たくさんの人生にふれられました。
その人生を賭ける夢が実現していくとよいと思いますし、微力ながら応援したいです。